日本円に対して為替の安定性を持たせた仮想通貨「Zen」とは何か

ニュースをあさっていると、この記事を見つけました。

一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)は7月5日、ブロックチェーンにより実装されたデジタルトークンの社会実験において、仮想通貨「Zen」の発行を同日9時から開始したと発表した。実験の第1フェーズは9月30日までを予定しており、その間はBCCC会員の提供製品サービス内にZenの流通範囲を限定する。

「Zen」なんてあったっけな・・・と思いつつ調べてみると、Zaifのコーポレートサイトにリリースが出ていました。

2017年4月10日 報道機関各位 日本円に対して為替が安定した仮想通貨を志向したデジタルトークン「Zen」の社会実験を開始 インフォテリア、カレンシーポート、テックビューロが運用を担当し、100社を超えるBCCC会員企業間で実ビジネスにお

詳細はリリースに書いてあるので、個人的に気になったところを少し。

そもそもリリースは2017年4月10日

つまりは今日から発行を開始したということですね。

一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)は7月5日、ブロックチェーンにより実装されたデジタルトークンの社会実験において、仮想通貨「Zen」の発行を同日9時から開始したと発表した。

日本円に対して為替の安定性を持たせた仮想通貨「Zen」の実証実験を開始 | マイナビニュース

1Zen=1円?

仮想通貨取引所におけるZenと他の法定通貨や仮想通貨との為替レートは常に変動しうる要素を持っています。その環境において、BCCCが、Zenの発行手取金(受領仮想通貨を発行時点の市場価格にて円転したもの)を原資として、取扱取引所ごとに発行数と同数のZenを1Zen=1円で購入する注文を提示することで、実質的にZenの対日本円為替レートを安定化させる仕組みが機能するという仮説を検証する実験を行います。

日本円に対して為替が安定した仮想通貨を志向したデジタルトークン『Zen』の社会実験を開始 | Zaif Exchange

つまりは変動する可能性がある環境下で、1Zen=1円として安定させられるかどうかを実験しますということでしょうか。

そうなると、Tether(テザー)のように法定通貨と連動した価値を持つ仮想通貨を目指している?

Tetherは法定通貨と連動した価値を持つ仮想通貨です。Tetherは「USDT」と表記されますが、1USDT=1USD(米ドル)になります。

Tether(テザー)は法定通貨と連動した価値を持つ仮想通貨です。Tetherは「USDT」と表記されますが、1USDT=1USD(米ドル)になります。米ドル以外にも複数の法定通貨に対応しています。いわばペッグ通貨の仮想通貨版と言えるでしょう。Tetherの特徴やメリット・デメリットを紹介します。

もしそうだとすると、Tetherのメリットと同じメリットがZenにもあるのかも?

Tetherはペッグ通貨の仮想通貨版と言いましたが、ブロックチェーンを使った分散型の管理をしています。つまり、他の仮想通貨同様に安全な仕組みになっており、送金などの取引手数料も安いです。ビットコインなどの仮想通貨は価格変動が激しく、通貨としては少し利用しづらい部分がありますが、Tetherなら法定通貨の価値を保ちながら仮想通貨同様の利便性を持って使うことができるのです。

仮想通貨「Tether(テザー)」を解説。法定通貨と同じ価値を持つ?

他の記事もあさってみるとこういうことが書いてありました。

発行を担うのはBCCC(事務局:インフォテリア)で、BCCCから発行業務を受託した取引所が、BCCCに対してビットコイン等の仮想通貨を預け入れることで、預け入れた仮想通貨の時価相当のZen(JPYZ)が発行される。取引所は、他の仮想通貨やフィアット通貨と「Zen」の交換や販売を担う。取引所のユーザーは、取引所が提供するサービスを通じてZenを保有したり、Zenで仮想通貨を取引したりすることもできる。BCCCは発行時に、発行した数量分のZenを1JPYZ=1円で買い取る注文を出すため、Zenから円に換金することも可能だ。

一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)が、インフォテリア、カレンシーポート、テックビューロと共同運用による仮想通貨プロジェクト「Zen」を発表した。今春4月1日より施行された改正資金決済法の中で定義された「仮想通貨」をフォローしつつ、日本円に為替連動することを志向した社会実験プロジェクトだ。

Zenは、日本円で考えやすい基軸通貨を目指しているのでしょうか。
Zenを持っていると、日本円で考えやすく、それを使ってなんでもできますよ、的な。

結局誰にとって、どういうメリットがあるかハッキリはわからず・・・教えて分かる人orz

余談

このリリースにより、関連企業の株価が上がってるみたいです。

2017/07/05 - マネパG(8732) の関連ニュース。 マネーパートナーズグループ 8732.T やさくらインターネット 3778.T などフィンテック関連株が高い。 ブロックチェーン推進協会(BCCC)は5日、仮想通貨「Zen」の発行を

こういうところでも仮想通貨(フィンテック)の期待値があらわれてますね。

追記

2017/07/06 その1

Zenに言及したブログ記事がありました。

へー。 zanってなんでしょうね? ウィキペディアちゃんしっかり! その子ちがう。インフォテリア、カレンシーポート、テックビューロと BCCC(ブロックチェーンの協会)が運用する仮想通貨を zenといいます。yenの一歩先を行くからzにしたんだとか。zenのいいところは1円=1zenのところです。 仮想通貨を利確すると...

仮想通貨を利確すると税金が発生しちゃうので
たいていの人は含み益にしたままです。

これだと利確がやりづらくて不便でした。
BTCが下落しているときに現物取引で
やっている人は逃げ場がありません。

(中略)

取り引き所に円と等価のzenがあったらどうでしょう?

ゴールデンウィークや給料日などビットコインにお金が大量に流れた時
何時か暴落しますよね?
さくっとzenに逃げられます。

確かにこのメリットはありますね。
急にZenが普及してほしいと思ってきました笑

2017/07/06 その2

ANN NEWSにも記事になっていました。

円に対しての価値が安定しているのが特徴で、利用者は常に1円=1Zenで交換できるように維持されています。

1Zen=1円というは間違いなさそうです。

2017/07/07

一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)は7月5日、ブロックチェーンにより実装されたデジタルトークンの社会実験において、仮想通貨「Zen」の発行を同日9時から開始したと発表した。実験の第1フェーズは9月30日までを予定しており、その間はBCCC会員の提供製品サービス内にZenの流通範囲を限定する。

なぜ1円に安定した仮想通貨が必要かというと、これによって銀行がいらなくなるためです。銀行口座というのは日本円のウォレットのようなもので、これは銀行以外持てません。そこをZenであれば使う必要がないわけです。

なるほど、ウォレットさえあれば銀行口座がいらなくなるということですね。
そうなると銀行の主業務は「安全・安心に管理する」ということに注力せざるを得ない感じかもしれません。

2017/08/07

インフォテリ平野社長へのインタビュー記事がありました。

ビットコインの分裂騒動で注目を浴びる仮想通貨の発行を国内で目指す動きが出てきた。国内のビットコイン取引所のテックビューロなどが加盟するブロックチェーン推進協会(BCCC)は7月上旬、社会実験として仮想通貨「Zen」の発行を始めた。
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仮想通貨初心者。仮想通貨が面白そうだから、色々調べたり実際に買ったりしてみています。※発言内容は個人的なものです。いかなる責任ももてませんのでよろしくお願いいたします。
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